設立趣旨
「自己の能力発現」と「他者と能力を活かしあえる」ために
一般社団法人日本コーチ連盟(以下「連盟」)は、「自己の能力発現」と「他者と能力を活かしあえる」技術であるコーチングの研究・普及を行う団体です。
平成14(2002)年10月、「コーチングの思考方法と実践方法を有効利用していただきたい」、この意志のもとに連盟は発足しました。
コーチングの研究開発・普及活動を通じて、個人の自己実現・他者との効果的な人間関係の構築・発展的な社会の創造に貢献します。
コーチングを学びたい方のために
コーチングの歴史は若く発展途上にある技術です。それでも、コーチングが可能性に溢れた魅力ある技術であることを多くの方々に感じていただき、日々期待と支持が広がり続けています。
その一方で、コーチングが様々な形態で紹介・教授され、時折「コーチングは何を『基軸』とした技術なのか?カウンセリングとどう違うのか?」と疑問に思われることも少なくないようです。
連盟は独立した専門機関として、コーチングを理論として誰もが学べる知識として明らかにしました。そのため、コーチングの諸技法(傾聴・承認・質問等)を理論に基づいた技術として実践することを可能にしています。
変革期にあたって〜「個」と「個」がともに活かしあう社会へ〜
今、変革の時代が到来し、既存のシステムだけを信頼することが難しくなっています。そのため、既成概念に囚われない創造的な姿勢のもと、新たな取り組みを行うためには、知識・経験・方法を利用するだけに留まらず、これらを「人」の潜在力と多様性によって活性化し、進化させていくことが必要なのではないでしょうか。
このような創造的な変革には、価値観が違う相手とも積極的な信頼関係を結ぶことが必須となります。多くの「人」の感じ方・考え方などを効果的に活かすことで、互いのポテンシャルを活かすことが可能です。
コーチングは「個」と「個」の交流を豊かにするマインドとスキルです。「違い」を活かし合い、相互の潜在力を引き出すコーチング技術の研究・普及を通じて、新たなリーダーシップ、マネジメント、コミュニケーションの発展に貢献していきます。