【本科】コーチ養成プログラム
本科:コーチ養成プログラム 概要

コーチ養成プログラムとは、対面式のコーチング学習プログラムです。コーチアカデミー本科において学ぶことができます。
ソーシャルメディアが発達した昨今、リアルコミュニケーションが希薄になりがちなのではないでしょうか?
本プログラムは、対面式の学習形態を通じてリアルコミュニケーションの強化、五感を活用できるコーチング技術を学べます。
当科は、基礎コース、応用コース、専門コースを設置しています。
基礎コースから始めて、応用コースまで修了することで、日本コーチ連盟が認めるコーチングの学習課程を修めたことを証明する修了証書が授与(コーチ技能検定 第Ⅱ種の受験資格になります)されます。
初心者の方はもちろん、所属先で研修受講・他機関様で修了された経験者の皆様も「技術」として一層の強化が可能です、ぜひご参加ください。
「違いを活かし合う」コミュニケーション技術として学べるコーチング学習プログラム

従来コーチングでは、相手と「相性が合う」ことが必要条件とされる傾向がありました。しかし、本学で教授するコーチングはこの「必要条件」を解消しました。つまり、″相性が合わない、性格が合わない、価値観が違う“ を「関われない理由」から「関わりたい理由」への転換を技術的に可能にしました。ぜひ、ご受講のうえお確かめください。
非営利型のスクールとして「高品質で低価格」のプログラムを実現
本学は非営利型のスクールとして、対面による高品質なコーチング学習プログラムを営利機関様に比べて格段に抑えた価格でご提供しています。
現状、コーチングの学習に対する期待やニーズは高く、受講費用は高額であることが少なくありません。
また、ネットの普及やコロナ禍を経て、通信型による日時や場所が調整しやすいスクール様も参画されるようになりました。
しかし、人間関係やコミュニケーションの基本は対面で直接関わり合うことであることに変わりはありません、コーチングも同様です。
だからこそ、対面式の学習による「対面ならではの全体的な空気感(熱気・活気)を感じやすい」「講義中に発言をしやすい」「休憩中の雑談」「画面越しではない生のセッション(ロールプレイ)を体験できる」「修了後も仲間意識をもちやすくなり継続学習につながりやすい」などの直接的な実感は、高品質なプログラムに欠かせない学習要素として説明能力や実技能力、経済性と同様に最重視しております。
「論より証拠」の学習課程 ~社会人の学びとして新しい発見のある楽しい時間に~
そもそも人間関係やコミュニケーションの取り方は、皆様それぞれの人生のなかで培ってこられた方が大多数です。
したがって、「新しい技術としてのコミュニケーション」に違和感や抵抗感が生じやすいため、実証的な学習課程をご用意しています。
そのため「動かぬ証拠」的な学習スタイルを重視。皆様に発見の驚きのある楽しい時間としてご受講いただけるように工夫に努めています。
基礎コース・・・コーチングの理論と技法を学び、基礎力を養成します
コーチング概論「コーチングって何?」
・「なぜ伝わらない⁉」の対話構造を分析 |
・相手を選ばず信頼関係を育む |
・どこでも使えるコーチングとは |
・「凄い人」と「凄くない人」の意外な違い |
・持続的な行動に欠かせないもの |
・見逃しがちな自己成長のカギ 他 |
「コーチング技術」は、相性の良し悪しや知識・経験の多少に影響されない「新しいコミュニケーション技術」です。一般的に困難なことを、どのようにして可能にしているのか?またこのことが、人が本来もっている力の発揮などの支援にどのように結びつくのか?
コーチングコミュニケーションのプラットフォームとして「基本の基本」を学びます。

傾聴技法「えっ、聞くことも技術だったんだ!」
・「一所懸命聞かない」聴き方 |
・不平や不満も関わる切り口 |
・「沈黙」が怖くなくなる |
・我慢しない関わり方 |
・信頼関係を育む聴き方 |
・本音を引き出す聴き方 他 |
相手が伝えようとしている本当の思いをどこまでキャッチできていますか?「訊く・聞く・聴く」、何がどう違うのか?無意識のうちに聞き流してしまう理由とは?
「相手の気持ちになって聞く」ことがどんな問題を引き起こしやすいかご存じですか?相手の気持を受け止め、信頼関係を育む「傾聴技法」を学びます。
承認技法「自分の“フツウ”は普通じゃなかった!?」
・「違い」が関わる理由に |
・「えっ!相手を受け入れないの?」 |
・「苦手」が「興味」に変わる |
・相手をコントロールしない |
・気づかぬうちに「対等な関係」 |
・自分の軸(強み) 他 |
あなたは自分固有の「反応(フツウ)」をご存知ですか?他者に知らず知らずのうちに与えている自分の印象や、自分では当たり前と思っている感じ方や考え方。
心理ワークを通じて自己の個性的な傾向を体験し、技能としての「共感力」を養成。従来はムリ・苦手だった相手が、ちょっと関わってみたくなってしまう「承認技法」を学びます。
質問技法「"強み"を活かすとは?」
・質問の「方程式」 |
・潜在意識に関わる |
・質問を覚えない「その場でつくる」手順 |
・十人十色のワクワクドキドキを活かす |
・「気づき」を促すコーチング |
・「行動化」を促すコーチング 他 |
相手の強みを活かす質問の仕方は、単にコーチが質問したいことを質問するのではなく、相手の強みにつながる潜在化させている気持に触れることがカギ。「質問技法」としてアプローチの“方程式”を学びます。
また、従来のように何十何百もの質問を覚えたりせず、“方式”を学ぶことで無尽蔵の質問の作り方を習得します。
コーチングセッション①
「気づき」の支援とは「本来の自分の力」を取り戻すことや「自分特有の思い込み」を知るサポートのこと。このコーチングセッションの要領を学びます。
応用コース・・・人の潜在意識にアプローチできる実践力を養成します
擬人化「相手のことより自分のことから」

コーチングは「相手との対話技術」であり「自分との対話技術」でもあります。
というのも、相手に「気づき」を促すとは相手自身との対話を促すことなのです。
このため、促し手であるコーチ自身が「自分との対話技術」の基本要領を学びます。
顕在化「“気づき”を妨げる心のからくり」
コーチングは「気づき」を支援する技術です。さまざま理由から「気づき」を妨げる“心のからくり”を紐解く方法を学びます。
行動化「“できるかできないか”から“やってみたい”に」
コーチングは「自発性」を基本とした技術です。そのためにも、コーチ自身が「聴かせていただきたい」自発的な関わり方が土台となり、相手の“自発性の触媒”の役割を果たしやすくなります。擬人化・顕在化を総合してこの要領を学びます。
コーチングセッション②
「行動化」の支援とは「結果成果を出すための時間」を「本人が完全燃焼できる時間」に創り変えるサポートのこと。このコーチングセッションの要領を学びます。
コーチングオリエンテーション
基礎・応用を通じて培ったコーチングの「理論的な説明能力」とは別に、自分の言葉で語れる「個人的な紹介能力」の基礎もつくることで、学習内容の“深化”を進めます。
相手を活性化させるコーチングを学べます
従来のコーチング=「主観に基づいた努力」
従来のコーチングは、「傾聴、承認、質問」をはじめとした様々なコーチングの知識を、コーチの主観で自分なりのコミュニケーションの延長線上で行っていました。
そのため、気づかぬうちに自分の知識や経験に偏ってしまい、相手に押し付けてしまうことも少なくありませんでした。また、相手がコーチとは異なる価値観を持っていたり、性格が合わない場合などは、そもそもアプローチの仕方に困惑するなど、コーチングとしてのコミュニケーションそのものが機能不全に陥ることが少なくありませんでした。
結果として、効果のあるコーチングの実践には、コーチ自身のセンスに依存することが多く、専門的なコミュニケーションの技術としては多くの課題がありました。
本学のコーチング=「技術に基づいた実践」
本学のコーチングは、技法の定義が明確化され、その定義のもと、コーチに必要な行為がコーチングの基本型「傾聴技法×承認技法×質問技法」として有機的に結びついた専門的なコミュニケーションの「型(技術)」となっています。そのため、コーチ自身のセンスに依存しない知識の体系として学習・実践できるようになっています。
「型(技術)」に基づいた実践は、相互の主体性を保護しつつ、コーチ自身のセンスへの依存や知識・経験からの相手に対する押し付けがなくなるとともに、価値観や性格の違いによるアプローチの仕方への困惑などを避けられやすくなります。結果、率直に話せる信頼関係を育みやすくなります。
このことはコーチに余裕をもたらし、相手の気づきと行動の源泉である「相手の心の働き」を活性化させる自然なアプローチを可能にします。
基礎コース 受講概要
受講期間・回数 | 約3ヶ月(計6回/月2回程度) | |
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開講曜日 | 土曜(A日程)と 日曜(B日程・C日程) | |
開講クラス | 【東京】前期・後期 土曜クラス(A日程) 日曜クラス(B日程) 【大阪】前期のみ 日曜クラス(C日程) | |
開催会場・スケジュール | 開催会場:【東京】東京都新宿区 【大阪】大阪市西区本町 など スケジュール:講座日程をご参照ください。 ※各コースにつき、初回の欠席・2回連続の欠席・3回の欠席は不可 | |
受講時間 | 1回 約7.5時間 東京 10:30~18:00 大阪 10:30~18:00 ※4回目と6回目は終了時刻が+1時間になります | |
受講定員 | 1クラス20名程度 | |
受講料金 | 受講料一覧をご参照ください。 | |
受講要件 | 18歳以上の男女 | |
特記事項 | <大学公開講座からの編入学について> コーチングの学習開始を、大学公開講座「コーチング入門」にすることも可能です。その場合は、次に「コーチング・アドバンス」を受講することで、本科「応用コース」に編入学いただくことができます。 ●大学公開講座「コーチング入門+「コーチング・アドバンス」≒ 本科「基礎コース」 ●応用コースに編入学いただく場合は応用コース受講料の他に「差額受講料」が発生します。 ●学習の入り口(基礎コース orコーチング入門)が違っていても、応用コースまでの受講料の総額は同じです。 |
応用コース 受講概要
受講期間・回数 | 約3ヶ月(計6回/月2回程度) | |
---|---|---|
開講曜日 | 土曜(A日程)と 日曜(B日程・C日程) | |
開講クラス | 【東京】前期・後期 土曜クラス(A日程) 日曜クラス(B日程) 【大阪】前期のみ 日曜クラス(C日程) | |
開催会場・スケジュール | 開催会場:【東京】東京都新宿区 【大阪】大阪市西区本町など スケジュール:講座日程をご参照ください。 ※各コースにつき、初回の欠席・2回連続の欠席・3回の欠席は不可 | |
受講時間 | 1回 約8時間 東京 10:00~18:00 大阪 10:00~18:00 ※4回目と6回目は終了時刻が+1時間になります | |
受講定員 | 1クラス20名程度 | |
受講料金 | 受講料一覧をご参照ください。 | |
受講要件 | 基礎コース20単位以上取得見込者 | |
特記事項 | <大学公開講座からの編入学について> コーチングの学習開始を、大学公開講座「コーチング入門」にすることも可能です。その場合は、次に「コーチング・アドバンス」を受講することで、本科「応用コース」に編入学いただくことができます。 ●大学公開講座「コーチング入門+「コーチング・アドバンス」≒ 本科「基礎コース」 ●応用コースに編入学いただく場合は応用コース受講料の他に「差額受講料」が発生します。 ●学習の入り口(基礎コース orコーチング入門)が違っていても、応用コースまでの受講料の総額は同じです。 |
専門コース・・・コーチングを「自分の一部」にして真の実力を養成する
本学におけるコーチングの専門性とは「習熟度」の高さにあるとしています。つまり、単にコーチングの説明能力や実技能力を持ち合わせているだけではなく、技能として「条件反射」のように使えること「自分の一部」にできているかを最重要視しています。
専門コースは、言葉どおりコーチングを身につけることを意図した学習課程です。プロフェッショナルのコーチとして真の実力をつけるために学習期間も約1年のカリキュラムとなっています(詳細は受講対象者のみのご案内になります)。
専門コース 受講概要
受講期間・回数 | 日中クラス:約6ヶ月(計9回/月1〜2回) 夜クラス:約9~11ヶ月(計23回/月1〜3回) |
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開講クラス | 月曜夜クラス |
開催会場・スケジュール | 開催会場:(東京)東京都新宿区 (大阪)大阪市西区本町もしくは四ツ橋 スケジュール:講座日程をご参照ください。 |
受講時間 | 【東京】19:00~22:00 (10:30~18:00が3回あります) 日中クラス:1回 約8.5時間 夜クラス:1回 約3時間 |
受講定員 | 1クラス20名程度 |
受講料金 | 受講料一覧をご参照ください。 |
受講要件 | 応用コース修了 及び 心理専修プログラム 初級コース 受講者 |