「パーソナルコーチになりたい!」〜自分の学習を振り返る〜

Sayumi Yamada(第8期修了生)

コーチングの学習を基礎、そして応用コースと修了してみて「コーチングの実践」ということにますます興味を覚えました。

これはパーソナルコーチになりたいという目標ができたということでもありますが、それにはまだまだ自分の学習を振り返りたいという気持ちも大きく、前回初めて大学開講の入門コースにサポータとして参加したところ、以前に自分が受講生として講義を受けていたときよりも、視野を広くして講義を聴けたことに自分自身の成長を感じることができました。

また、コーチングに興味を持って受講される方たちと接することで、自分の初心を思い出し刺激を受けました。コーチングを日常生活に活かそうとはしているものの、コーチングの学習環境から離れて日常生活に戻ってしまうと、コーチングクラスも懐かしく感じ、感覚の違ういろいろな人と出会える場はとても貴重で、楽しく、勉強になります。そんな有意義な時間をまた持ちたいと思い、そして私にとって「2順目」のアドバンスコースを受講する気持ちで、サポータに志望しました。

「自分と向き合うチャンス!」〜感覚を鈍らせない〜

Junko Hirai(第4期修了生)

私は、現段階でコーチという職業を選ぶ可能性はない。ただ、縁あってコーチングを学び始め、多くの気付きを得たことは間違いない。自分と向き合い、自分と話すこと。人は誰しも違って当たり前だということ。まずは相手の話を聞くこと。これらの考え方を持てるようになっただけでも、コミュニケーションをはじめ、私を取り巻く環境に多くの刺激となっている。しかし、本質的に持っている気質、長い年月をかけて身につけた癖はそう簡単にはほぐれてくれない。また、記憶に頼って学んだことは、あまり実践的には役に立たないとも考える。

私はサポータに参加し、または再履修を受けることで、繰り返し講義を聴き、身につけ、感覚を鈍らせないようにしたいと考えている。また、日常生活の中では同じような人々との関わりしか持てないが、プログラムに参加することで、普通なら出会うことのない人々と出会い、その感性に触れることが出来る。このことは、すぐに顔を出す自分の思い込み、当たり前の歯止めになると考える。今まで面倒だからと関わらないで済む人とは関わらずにきたが、そういう人たちに目を向けることで、自分と向き合うチャンスを得ることも多いようだ。

自分を知り、私の存在が誰かの助けになるのなら、ぜひ、そういう存在になりたいと思っている。そのために、コーチングを学ぶことが、私には必要だと思えている間は、積極的に参加したいと考えている。

「将来はプロコーチに!感覚を取り戻す」〜二度目の受講では理解力や納得感が倍増〜

Yuko Takahama(第6期修了生)

私がサポータに応募した理由は、コーチングを一から学びなおし、将来プロコーチおよびコーチングのファシリテータとして活動したいと考えたからです。

私はコーチアカデミーの本科コーチ養成プログラム応用コースを修了してから約一年経過したのですが、 その間、コーチングの勉強を一切していませんでした。そこで、将来に向けた活動準備のため、コーチアカデミーのプログラムを再度受講することを決意。また、資格を取得するためにも、もう一度基礎からコーチングの感覚を取り戻す必要性を感じていました。

というのも、コーチングというのはテキストを見て文言を暗記するだけでは無意味で、人とのコミュニケーションからコーチングの感覚を掴み取る必要があるからです。でも、再度受講するのは多額の費用がかかる・・・。そこで、連盟には「サポータ制度」があることを思い出し、応募!

実際にサポータになって驚いたことがあります。それは二度目の受講では理解力や納得感が倍増しているように感じたことでした。一度目の受講では、コーチングを使用したコミュニケーション法に慣れていなかったため、受講中のセッションでも「これでいいのだろうか」と自らとの葛藤があり、はじめのうちは積極的にコーチング手法を取り込めずにいたように思います。

しかし、サポータとして二度目に受講した際には、「先生が仰ってたことはこういった意味があるんだ。」と納得した上でセッションを行うので、セッションに新たな手法を活かすことができたように思います。また、日常生活でもコーチングを使用したコミュニケーションを以前に比べ積極的に取り入れるようになり、私が普段行っていた接し方との相手の反応の違いを感じられる余裕さえ出てきました。こうしてサポータとして受講することで、少しずつコーチングの感覚を取り戻せたことは、以前の受講も無駄にならず本当によかったです。また、サポータ制度という画期的?な制度がある日本コーチ連盟にはとても感謝しています。

「新たなメンバーとの出会い!」〜サポータとして参加できる恵まれた機会〜

Emiko Nomura(第10期修了生)

生きていると、いろいろなことがあり、それでも前に進んでいかなければならないという…感情を持つ人間って大変です。

人との関わりの中で、『拒否してしまうもの』すなわち自分自身が生まれ持った気質や価値観、経験則の差異等、相手と違えば違う程、無意識のうちに自分のこだわりを押し付けてしまい、結果、衝突が起こります。 時には大切な人を失うことも…。コーチングを学ぶ以前、このような人との関わりの悩みを抱いた時『悩みの解決策はない』というのが私の考え方でした。日記を書いて振り返ったり、本を読んだり、物事を別な角度から見ることが出来るよう努力していました。 事実を変えることはできないから…。

『一番理解しているようで、理解できていない』それが自分自身です。 人との関わりは『泡沫の恋』のようにはいかず、生きている限り一生続きます。コーチングは、相手との関わりがあってはじめて成立する分野。AMラジオ的な極めてアナログな世界です。

コーチングを学ぶ仲間と接し、相手の感じ方を聴き、受け止めることで『自分自身では気付くことのできない自分』を実感することができます。自分への気付きは、衝突を軽減させるだけではなく、人生のチャンスを広げる大切な瞬間でもあります。延いては、大きな変化・成長へと繋がります。また、心の負担は、人それぞれ違います。自分自身が感じた印象を相手に伝えた時、拒否されることなく受け止めてもらえるのも、メンバーならではの特権だと感じています。

私にとって『同じ時期にコーチングを学ぶ事を志し、日本コーチ連盟を選ぶ』これは、偶然ではなく『出会うべきして出会えた』必然の出会いです。サポータという形で講義に参加できる恵まれた機会、お金で買うことのできない必然の出会い、私自身にとってかけがえのない大切な財産です。また、サポータを続けることは、新たなメンバーに出会えること。メンバーとの出会いの瞬間から、違いを楽しみ、じわじわと幸せをかみしめています。