コーチング研修の効果

「変化」を「機会」にできる組織になる

「人こそ最大の資産」。マネジメント(組織の運営の仕方)に不可欠なことの一つが人の活かし方。この人の活かし方を、コーチングは可能にします。それゆえ、コーチングはマネジメントを機能させるイネーブラー(促進要因)となります。

したがって、マネジメントの担い手である管理職の方々が、コーチングを習得して実践されることは、スタッフ個々の力を発揮させられる組織、個人が仕事の中で自己実現を果たせる組織、変化を肯定し機会として活用(イノベーション)できる組織への成長・変化を可能にします。

「仕事のマネジメント」から「自分のマネジメント」へ

マネジャー(管理職)がコーチングを身につけることで、相手の現状・価値観・ニーズ(欲求や秘めた思い)などを聴きだすことを可能になります。また、このことは相手にとっての気づきともなりやすく、自らのニーズを起点とした創意工夫や、自発的な行動にもつながることになります。

上記のうち、前者は企業における「マーケティング」の機能であり、後者は「イノベーション」の機能に置き換えられます。企業は「マーケティング」と「イノベーション」という二つの基本機能を持ちますが、まさに、コーチングは人のマネジメントをサポートする技術なのです。

以前、ベストセラーとなった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』(2009年ダイヤモンド社刊、以下「もしドラ」)。「もしドラ」は、高校野球の女子マネージャーが、P.F.ドラッカーの「マネジメント」を使って甲子園を目指していく物語です。

リーダーシップの本質を身につける 〜仕事/責任/信頼〜

「仕事」:リーダーシップを仕事としてみること。カリスマ性でも資質でもない。

組織の一員として必要となる能力の一つはコミュニケーション力。その中でも、傾聴力「聴く耳を持つ」力は不可欠です。

傾聴力はリーダーはもちろん、部下として上司とコミュニケーションをとる時やお客様とコミュニケーションをとる時のほか、必要とされる立場も場面も様々です。

「責任」:リーダーシップを責任としてみること。地位や特権ではない。

ところが、人は相手の話を聞くときに、自分があまり関心のない部分や重要と思わない部分は無意識に聞き流してしまう傾向があります。
しかし、そのように聞き流してしまった部分が、相手にとっては重要であることも多く、「自分の考えが伝わらない」「悩みをわかってもらえない」という人間関係の不満にもつながっています。

「信頼」:リーダーシップは信頼を得られること。信頼と好きは同じではない。

コーチングは傾聴技法を基礎としたコミュニケーション技術です。本講座では、受講生皆様の「傾聴力」を「傾聴技法」によって専門的に強化を図ります。
わかりやすい理論によって問題点を明らかにし、豊富な実習によって習得の切り口を見出していきます。

相手の「強み」を育み、活用する技術として 〜仕事/責任/信頼〜

上司・部下、先生・生徒、介助者・利用者などの関係であっても従来型の一方向コミュニケーションでは上手く機能しないことが増えています。

コーチングの「聴く技術」を学ぶことで、相手の感じ方を受けとめることができます。相手の感覚を知ることで「強み」に気づくとともに、「強み」を育み、活用するための関わり行動が取りやすくなり、部下指導や生徒の育成に効果を発揮します。また、「聴く技術」を活用することで、相手の気持ちに寄り添いやすくなり、利用者満足を高めることにもつながります。

コーチング研修の特徴

講義×実習×実感=研修自体が「コーチング」

講座時間の約7割を占める豊富な実習。楽しみながら、実践的なコーチングスキルが身につきます。スキルを学習しながら自己の特性・傾向も現実体験していきます。

相互の心理反応を実体験してコミュニケーションの面白みを痛感!?

とくに「聴く技術」「個性を感じる能力」の習得に重点おき、個々の心理反応を実体験を通じて、無理のないコミュニケーション力としてのコーチング技能を高めていきます。

相互の違い(特性)を活用する技能として

相互の個性、いわゆる自分と相手との「違い」を困難な問題の対象・要因ではなく、貴重な「資源」として活用できる関係力・開発力を育みます。

お問合せ方法

コーチング研修をご希望の方は下記についてお知らせください。
双方下記内容について協議の上、お見積もりいたします。

お問い合わせフォーム

  • 団体名
  • ご担当者お名前
  • ご連絡先
  • ご希望の開催日時
  • ご予定の開催場所
  • ご希望の研修タイプ
  • 参加予定人数
  • 研修内容のご希望

お問合せ先

一般社団法人日本コーチ連盟 事務局

〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-17-5 CANALL日本橋2175 403号室
TEL:03-5847-5657/FAX:03-5847-5658
メールアドレス:info@coachfederation.jp